ピラティス
ピラティスとは
1900年初頭にドイツ人の看護師Joseph Herburtes Pilatesによって考案され元来、負傷兵達がベッドの上でできるリハビリとして開発されました。一般的な筋力トレーニングと違い、メンタル的な要素や呼吸の取り方など、独特なメソッドをまじえて、肉体を傷めることなく、身体の芯(core)を整えるという方法で身体を造ることから、「真に理想的な肉体を健全な精神とともに造り上げるトレーニング」として欧米では知られています。
正しく身体を使う技術を覚えることで姿勢や歪みなど身についた悪い癖を正し、しなやかで柔軟かつ、強くバランスのとれたボディ、心と身体の一体化、を目指すメソッドは、性別 、年齢問わずどなたにも有効です。 また自分の体重・筋肉のバネ作用で動き、関節や筋肉に余分な負担をかけることなく、体の奥にある小さな筋肉から表面にある大きな筋肉まで、左右のバランスを整えながら全体的に鍛えることができます。
呼吸法を重視し、自然に心と体の内側に働きかけるピラティスは、生理・解剖学を基礎に構築したものでもあり、非常に理論的なmovementムーブメントです。 脊柱を引き伸ばし、筋肉の弾力性と関節の柔軟性を高めることから、力と柔軟性のバランスをとり、怪我のリスクを大幅に軽減させることが可能です。
基本コンセプト
- ① Harmony ハーモニー(simultaneously spontaneously)
動きはすべて同時に、かつ同じ力を分配させること。ひとつの部位をフォーカスするものではありません。身体全体の流れをspiralにコントロールし、感じることが大切です。 - ② Introspective イントロスペクティブ(自感)
自分の身体と対話し、自らの身体の変化、正しいポジションを感じとる事が大切です。 - ③ Breathing ブリージング
ピラティスでは呼吸が身体とメンタルのバランスを取り、筋繊維や神経まで協調させます。 - ④ Center& Square センター&スクエア
身体の芯を常にフォーカスし、骨盤と両肩からなるスクゥエアーを意識することで、正しい身体の使い方を習得できます。 - ⑤ Stabilization スタビライゼーション
関節の安定性は大切な要素であり、安定した関節から、正しい動きが生まれます。 - ⑥ Core&Glutes&Metatarsal コア&グルーツ&メタターソル
現代の生活の中で忘れてしまっているお腹の深層筋群、お尻の筋肉群、足底の筋肉群にフォーカスすることによって、身体の安定とコントロールが可能になります。 - ⑦ Isolation アイソレーション
スパイン1つ1つの可動性を出し、スパインを正しいポジションへと導いていきます。
『The Gentry Approach』
ジェントリーアプローチ
ジェントリーアプローチ
ジョセフピラティスの元で23年もの間トレーナーとして働いていた直弟子のピラティスエルダー イヴ・ジェントリー。彼女は、ウェストコーストスタイルのピラティスを作り上げたことでも知られています。BESJではこれらのアプローチを大切にしベースメソッドとしています。
講師 |
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BodyElementSystem 認定マスタートレーナー |
受講対象者 |
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初心者、他ピラティス資格保持者、パーソナルトレーナー、エアロビクスインストラクターなど様々な方に受講いただけます。(経験に応じてクラス構成いたします。) |