ピラティスの資格取得なら「BESJ」Body Element System Japan

「ピラティスの評価と効果を引き出すアプローチ」セミナーを開催!

2018/02/14

BESJ Planning Director 河野です。

ピラティス資格取得をされたトレーナーさんを対象にスキルアップセミナーを大阪で開催しました。

今回の講師は、坂本大海氏と菅原順二マスターティーチャー。

内容は、「ピラティスの評価と効果を引き出すアプローチ」。

第1部は、ピラティスのコンセプトを理解する・脊柱の評価・修正
クラシカルピラティスの6割以上は脊柱の屈曲ムーブメントが締めています。ジョセフピラティス氏が、なぜ屈曲に重きを置いたのかを最新のエビデンスをもとに解剖学的に説明をしていきます。ジョセフピラティス氏が言う脊柱の柔軟性とは・・?ピラティスの本質であるコントロロジーについて考えていきました。

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脊柱のムーブメントをどのように評価して修正するのかにフォーカスをあてプレピラティス・クラシカルのムーブメントをを使って効果を引き出す方法を説明。

第二部は、頸部・肩関節・肩甲骨は姿勢・身体機能に対して効果的なピラティスアプローチを行う為の機能解剖・中枢神経(CNS)やモーターコントロールなどの基礎。

首の構造について視線や発育の過程から頸部の機能について学んでいきました。「何気なくうなづいたとき、首のどの辺りから折り曲がっていますか?」本来であれば、頸椎0、1番(頭と首の境目あたり)がメインで、その後頚椎5、6番が大きく動きたいところ。大体の方が首の付け根が折り曲がっているのではないでしょうか?
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また人間の身体は良くも悪くも「連動」しているため、ある箇所が機能的でないと、機能的でない動きが連鎖し、悪習慣がどんどん広がってしまいます。 今回は首の構造を理解した上で、肩甲骨から背骨にかけて連動させていくムーブメントを学んでいきました。痛みや不調が現れるとどうしても患部に目がいってしまいがちですが、常に全身に目を向け、全身のバランスを整えるピラティスが不調の根本から修正し、悪習慣を改善していく手助けになることを改めて感じることができました。

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